私は、幼少期からアトピー性皮膚炎と診断され、20年以上アトピー症状に悩んできた中の一人です。
体がかゆい。顔に赤みが出て、外出したくない。寝てる間に体をかきむしって血が出る。頭皮にフケ…そんな悩みを抱えながら生きてきました。
今回はアトピー性皮膚炎で苦しみをどのように乗り越えてきたか、私の経験をもとにお伝えしていきたいと思います。
アトピーの発症は幼少期
私は、産まれつき肌が弱い子どもでした。幼稚園では、体がかゆくて活動に参加できないほどだったと親から聞かされます。
年中の時がピークだったようでその時代の写真を見返すと首や腕に包帯がまかれています。かなり重症なアトピー性皮膚炎でした。
幼少期家庭環境がうまくいってなかったと思います。当時、結構怒られたという記憶しかないので、ストレスだったのかなぁと思います。
高知県土佐清水病院で治療
アトピーは重症化するばかりで、両親は必死にアトピー専門の病院を探したそうです。そして、高知県土佐清水市にある土佐清水病院にたどり着きました。当時は建物が古かったが今は改装されたのかきれいな建物になっています。健康保険のきかない土佐清水病院で2週間、食事改善・薬治療を行い、完治しました。
その後、ニワナ・ルイボスティーを飲んで、食事指導の元自宅治療を続け、ひどい時よりは、軽くなりました。
夏は汗疹・冬は乾燥に苦しむ学生時代
私は、腕や足の関節部分の症状が特にひどかったです。夏は汗をかき汗疹になる。冬は乾燥でカサカサする。1年中薬の手放せない生活を送っていました。
中学から高校は、バスケットをしていたので毎日汗をかいていました。もちろん、体は痒くて痒くて悲惨でした。
アトピーに悩み世間的な目を気にする
顔に赤みがでたりカサカサした時は、極力人とのかかわりは避けたかった
原因が化粧水?化粧?日焼け止め?と疑い、化粧も日焼け対策もしたくない時があった。
体にはアトピーと薬治療の痕があり、水着を着るのに抵抗ある
このアトピーは人からどう見られているのだろうかと悩んだこともあった
大人になってから
社会人になってから結婚するまでも定期的に皮膚科に通い、ステロイドとヒルロイドを塗る毎日。身体中痒くて眠れない日もありました。寝てる間にかいて血が肌着についてることも多々。頭皮のフケもひどく、黒い服は着れない。カラー剤が染みる。ほんとになんでこんなに痒いのかと悩み続けていました。
子どもが産まれて変化
子どもが産まれて、我が子にこのアトピー が遺伝しないか心配しました。自分の幼少期を振り返り、娘達には、ストレスのない環境、痒い時の接し方など、考えながら関わることにしました。また、食生活や睡眠を子供中心にしていくことでいつの間にか私自身も綺麗な身体になっていることに気づきました。
食生活を見直す
私の経験上食事が一番アトピー性皮膚炎に影響すると考えます。
幼少期は、お菓子やジュースをよく与えられていました。大人になった今でも、チョコレートを食べたり、連日アルコールを飲むと身体にかゆみが出ます。
- お菓子やアイス【チョコレート・ポテトチップス】を食べない
- 肉より魚を食べる
- ファーストフードや外食を避ける
- アルコール摂取を控える
- ジュース→お茶・水に変える(重曹×クエン酸ジュース・よもぎちゃ)
これだけでとても良くなりました。
家庭を持つようになってからは、自分で料理をするようになり、極力添加物のない食材や調味料を選ぶようになりました。
添加物のない食事
- 普段使っている調味料は国産で添加物のないものを選んで調理する
- 地元の無農薬野菜を取り寄せている
- 畑で野菜を育て始める
- 飲み物は、ガイヤの水、よもぎ茶、ルイボスティー、重曹クエン酸、を飲む
- 週1回のおやつは米粉で作る
- ハムやソーセージ類は無えんせきを選ぶ
- 乳製品、小麦を控える
睡眠時間を見直す
夜ふかしはアトピー性皮膚炎や肌荒れの原因だと思います。
早寝早起きを心がけると、お肌の調子もよく過ごせています。基本子供達と20時に就寝、6時30起床、わ心掛けています。
ストレスをなくす
実家を出て、今の旦那さんと生活して、7年。第一子の時は、なんで育児に参加しないのか?とイライラしたこともありました。第三子を産んだ今は、旦那さんも育児に慣れ、私も、育児を求めすぎなくなったのでストレスなく、仲良く過ごせてます。
また、保育士12年間フルで働いてきましたが、2024年3月に退職してからは全く仕事のことを考えなくなったのでストレスがなくなりました。
余裕がある日常は素晴らしいと実感してます!
肌着は綿100%
肌に直接当たるものは、綿100パーセントのものを選ぶようにしています。もちろん娘達もです。
洗剤を変える
我が家は、ヤシのみ洗濯洗剤かさらさを使用してます^ – ^柔軟剤も同じです。
よもぎ蒸しで体を温める
保育士時代によもぎ蒸しサロンに通い、よもぎの効果効能に惹かれて、おかま直伝よもぎ蒸しの講習を受講しました。よもぎ蒸しセットを購入して自宅で月1〜2回よもぎ蒸しを始めました。
抗炎症作用やデトックス効果、抗酸化作用などがあり、アトピー性皮膚炎の改善に効果があると言われています。
よもぎ茶も飲んでます‼︎最初は癖あったけど今は美味しくて毎日飲んでます。よもぎ茶だけでも体が温まります。
これで便秘も解消されました。
マットレスや布団掃除をこまめに行う
アレルギー性鼻炎、皮膚炎もあるので、ダニ対策・布団乾燥・掃除機・寝具の洗濯をこまめに行うようにしました。娘も、くしゃみばかりしていたのにピタッと止まりました!
肌に塗るものを見直す
アトピー性皮膚炎で肌が弱いので、化粧水や保湿クリームなど低刺激なものから有名なメーカーまでいろいろなものを試してきました。
今は、極力、無香料・無着色・無鉱物油のお肌にやさしいものを選んでいます。
皮膚科からはヒルロイドローションをもらい全身の保湿を心がけています。
避けている事もたまにはよし!
これしたら、アトピー 悪化するとわかってることがあります。
チョコレート系や小麦類を食べ過ぎるとかゆくなります。一度食べると止まらないので気をつけたいです。
旅行に行くと、環境の変化やおいしいものを食べてアトピーが悪化することもあります。
旅行先では仕方ないと思ってます。
飲み会の次の日はアトピーが悪化しやすいです。飲んでる時も痒くなることもあります。たまには、仕方ないとしてます。
ステロイドなしで生活できるように
1年前までステロイドなしでは生活できなかったのに、今は保湿のみで生活できてます!ただ、冬は家事で手あれがひどいのはどうも良くならないです…ハンドクリームは、いろいろ試しているところです。何がオススメあったら視聴者さん教えてください!
出産してから試したことたち…
どれがよかったかは、わからないですが、私はこれを試して、本当に綺麗な体になっていて、自分自身でも驚きです!
まとめ
幼少期から、家庭環境のストレスが肌の弱い私をアトピーにしたのではないかと思います。
ストレスのない生活・食事・睡眠の見直しは大事だと感じた。
肌に直接触れるものは体に優しいものを選ぶべきだと思いました。
約20年使っていたステロイドをなくす生活になれた。
あくまで私の考えです。アトピーで悩む方の励み・参考になれば嬉しいです!
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