今回は、保育士として働きながら、自分の子どもを働いている同じ園に入園させた体験談をまとめました。参考になればいいなと思います。
私の働いていた保育園の特徴
- 総幼研を取りいれている園で時間単位で子ども達の活動が区切られている
- 園児の数が多く、先生の仕事量も多いため、一人ひとりの子ども達と先生がゆったり関わる時間と余裕がない
- 人前で発表するものには力を入れているので、毎日練習に追われる
同じ保育園に入った娘達の様子
第一子出産後に私が働く保育園に9ヶ月で入園しました。1月生まれで月齢が遅く、おっとりした性格、その割には、思い通りにならないと癇癪を起こすなど、我が強い子でした。未満児クラスでは、そんな娘に手を焼いて先生たちがよく関わってくれていたので嫌がらずに園に通えていました。しかし、年少に進級し、先生も1人担任、また、活動内容が増えたこともあってか、園に行くことを嫌がる日が出てきました。そして、自分の思いもなかなか言葉にできない姿も多々見られるようになりました。
次女は、同じ園に10ヶ月で入園しました。次女は自由人なので楽しく園に通うことができていました。
長女の様子を見ていると、日々の生活の中でいきいきと活動に参加できていないと感じたのと、私自身が仕事と育児は別にしたいという思いが強くなったことを理由に転園を決意しました。
近くの保育園数カ所を娘たちと見学して、子供達に合いそうな園を探しました。
長女は年中から、次女は、1歳児クラスからの転園が決まりました。
同じ保育園に入れたメリット
- 送迎が楽
- 知っている先生に見てもらえる
- 体調不良の際にすぐ迎えに行ける
- 子供の姿をちょくちょくと見ることができる
- 成長を間近で感じられる
- 社割がきくこともある
- 早番遅番の時間は一緒にいることができる
デメリット
- 見たくない姿を見ることもある(注意を受けていたり、泣いている姿など)
- 行事に保護者として参加できない
- 先生に思うことがいいにくくなる
- 先生たちの性格を知ってしまう
- 園内でママの姿を見ると泣く
- 早番遅番、土曜日保育で同じ空間にいると仕事にならない
転園先の選び方のポイント
- 先生たちに余裕があるかないかをみる
- 園の掃除がいきわたってないと余裕がないということになります。
- 保護者対応はよいか
- 先生がしっかり受け答えができるかは大切です。
- こどもの性格と園の方針は合うのか
- どんなふうに育ってほしいのか。我が家は思いやり、感謝の気持ちが持てる子になって欲しいと思い、それにあった園を選びました。
- 戸外遊びの時間はあるのか
- 子供は身体を動かすことが大切なので一日どのくらい外遊びがあるかも重要視しました
- 行事の多さ、内容
- 年間の発表の数、発表の内容は年齢に合っているのかなど子供の負担になりすぎない発表であるかも大事です
転園した結果
- 仕事中、子供のことを気にしなくなった
- 長女に合う園が見つかり、毎日楽しく園に通えるようになった
- 次女は、次女なりに今の園を楽しんでいる
まとめ
保育士として働く保育園に我が子が入った時の、体験談をまとめてみました。転園をしたら、今までの仲良しな友達と離れてしまう、転園して失敗したらどうしよう等の葛藤もありました。しかし、子供は他の場所を知らないので一緒に見学したり、どういう場所なのか言葉で伝えたりして、最後は親が決断した結果、いい方向に変わりました。転園を考えている方の参考になったらいいなと思います。
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