片付けせずに次の活動に移ってしまう子いませんか?我が子は、お片付けが出来ませんと悩んでいる方いませんか?
今回は、お片付けが楽しくなる方法をお伝えしていきます。
お片付けのできる子に育てたい
保育園にいる子は0歳児から片づける習慣を毎日繰り返していることもあり、集団生活を通してかだつけが自然とできるようになっていきます。また、保育士が出来たことを褒めることで子どもは更に意欲的に片付けを行っています。
しかし、子供の年齢が上になればなるほど片付けが当たり前になり、褒める機会が減っていく現状によりなあなあになってしまうことも…
大人が一緒に片付けをしながら子どもたちに促すと共に、できたことはしっかり認めてあげることが大切だと思います。
では、どんな風に促せばよいか、6つのコツを教えます!!
小さい頃からの繰り返しが大事
物心つく前から、大人がお片付けの見本を見せたり、一緒に片づけるそぶりを行っていくことが大切です。子どもが片づけることを「楽しい」と思えるように、習慣づけていきましょう。
お片付けの時間になったら合図する
“お片付けしよう”と声をかけただけでは動かない。
そんな時は、歌を歌いましょう。
“おかたづけ~おかたづけ~さあさみなさんでおかたづけ~”という歌はご存じでしょうか?
0歳から2歳児くらいまではお片付けの歌を歌って子どもたちに合図します。
3歳児以上になったら、決まった音楽を流したり、〇分になったら「お片付けだよ」と合図しておくとスムーズでしょう。
片付けが出来たらとにかく褒める
「○〇ちゃんえらいね~」と大げさなくらい褒めると周囲の子どもたちも“褒められたい!!”とお片付けを頑張りますよ。
誉め言葉としては、「すごいね!お部屋がぴかぴかになったね」
「助かったよ、ありがとうね」
など、認めてあげるとよいでしょう。
沢山ほめて、お片付けが「楽しい」と思えるように導きましょう。
玩具の約束事を決める
子どもはすぐに次のおもちゃへと目移りします。
電車で遊んでいたと思ったら、おもちゃ箱からおままごと…さらにお絵かきが始まり…
部屋の中はごちゃごちゃという経験はありませんか?
遊んでいたおもちゃを片づけてから新しいおもちゃで遊ぶ約束事を作ります。
小さいうちからルールとしていくと散らからずに遊べるでしょう。
片付けを遊びに変える
どうしても子どもが片付けをしないんです。子どもの片づけをやる気にさせるにはどうしたらよいですか?
片付けをゲームに変えると競争心から子どもたちのやる気を高められます!
- お片付け競争
どっちが多く又は、早く片づけられるか勝負形式にする。 - 時間を決める
時計を見て〇分までに片づけてみようと促す。
時計が読めない子には「長い針が1のとこまでに片づけてみよう」と声をかけるとわかりやすい。 - カウントダウンする
「10秒で片づけられるかな?10.9.8…」 - おもちゃ箱を動かす
おもちゃ箱を大人が動かし、子どもがおもちゃ箱を追いかけてに入れる - 片づける数を指定する
“一人〇個のおもちゃを片づけよう”と促す。
“片付けしなさい”など命令言葉は控えましょう
「片付けしなさい」と命令形で言いがちですが、子どもは余計片付けしません。
これで言うことを聞くなら、恐怖心になっていませんか?
「片付けしましょう」「お片付けしましょう」と優しく丁寧な言葉遣いを心がけましょう。
片付けのできない大人にならないために
私も今現在、片付けが苦手です。
私の経験と保育園勤務から学んだことは、幼少期に片づけやお手伝いをせず、両親に何でもやってもらい育ってきたことが原因だと思います。
なので、幼少期から習慣づけていくことで片付けが出来る大人へと育つということです。
「子どもが片づけをしてくれない」という理由で大人が片付けてしまっては子どものためにはなりません。
片付けが楽しいと思えるようになるために
その子にはどんな言葉掛け・関わりが良いかいろいろ試行錯誤してみるとよいでしょう。
まとめ
- 片付けは幼少期からの繰り返しが大切。
- 片付けが出来たら褒める
この二つが特に重要視されます。
是非試してみてください。
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