短大卒業後、保育士として12年間、フルで働いてきました。そのうち、2度転職しました。独身時代は無我夢中に働き、結婚→出産をして、育児と仕事の両立を経験してきました。今回は、保育士として働いてきて、メリット、デメリット、そして、これからはどのように働いていきたいかについて記事にまとめました。
ご興味ある方は最後までぜひ読んでください。
新卒で入社した保育園
短大を卒業して、保育士になりました。先輩にたくさん指摘を受けながらも必死に頑張る日々。先輩が帰るまでは、帰れないっていう暗黙の了解で、ほぼ毎日、20時まで園に残ってサービス残業していました。たくさん指摘を受けてタダ働きをして「こんなのやってらんない」って、涙を流したこともありました。
1年目2歳児クラス
2年目1歳児クラス
3年目2歳児クラス クラスリーダー
4年目1歳児クラス クラスリーダー
4年目からは、母子支援センターの宿直勤務を行うようになりました。
宿直勤務が私には向いてなかったり、サービス残業が苦痛になり、4年勤めた保育園を退社し、非常勤講師として公立の認定こどもえんへ転職しました。
新しい環境で新たなスタート
公立のこども園は、人間関係がとても良好で、仕事量も負担を減らそうとする上司達の動きで毎日、残業なし、持ち帰りなしで働きやすい環境でした。
1年目 4歳児副担任 ダウン症の男児の加配
ダウン症児との関わりは初めてした。信頼関係を築くのにほんっとうに悩んだ日々でした。次第に信頼が築けるようになると、仕事も楽しくなりました。この頃、当時お付き合いしていた彼氏と同棲をスタート。当時貯金もほとんどなくて、将来を考え、非常勤講師は、産休育児休暇制度がないので、転職を考えました。
総幼研の園へ2度目の転職
マンモス園である、認定こども園に就職しました。カード遊びや運動、和太鼓などに力を入れており、1日のスケジュールがぎっしりでした。もちろん休憩時間など1分もありません。お手洗いにも行けないくらい、時間がありませんでした。また、制作物や書類など仕事量が多く、遅くまで残ってサービス残業や持ち帰りの仕事がありました。同僚が多かったので、和気藹々と楽しい環境で働けていたのが励みになりました。人間関係はとても大事ですよね!
1年目2歳児
2年目4歳児
3年目育休→2歳児
4年目4歳児
5年目4歳児→育休
6年目4歳児
7年目5歳児の担任をしました。
第一子を授かり、産前産後休暇・育児休暇をとり、9ヶ月の時に仕事復帰しました。フルで働いていたので遅番の時は、帰り道は泣き叫んでいた我が子と一緒に泣いていたのを思い出します。
その後、第二子を授かり、再び産前産後休暇・育児休暇をとり、10ヶ月で復帰しました。子育て中にもかかわらず、年中、年長児の担任を持っていたので仕事量は変わらずでした。できるだけ残業せず、持ち帰りの仕事もなくすために、昼寝の合間は必死でした。
家に帰ったら、ご飯を作り、食べて、お風呂入って寝る。朝は、簡単ご飯を食べて、着替えて、登園。そんな生活で我が子とのコミュニケーションの時間も取れず、忙しい毎日に夫や子どもたちにイライラすることもありました。
2023年12月、第三子を授かりました。再び、産前産後休暇・育児休暇を取るか迷いましたが、ここまでで私も子ども達も限界だと判断し、出産を機に退職を決意しました。
保育士を続けたメリット
- 厳しく指摘を受けた分、保育士としての知識を得ることができ、成長できた。
- 新人の指導の際は、相手の気持ちを考えて助言できるようになった。
- 忍耐力が養われた
- 子どもとの関わり方を学べた
- 月給は低いが、ボーナスが高く、貯金が増えた
保育士を続けたデメリット
- 子供との時間が、とれなかった
- 仕事量、サービス残業、人間関係がうまくいかず精神的に落ち込みやすくなった
- 夫婦関係がうまくいかなかった
保育士を辞めてよかったと思うこと
- 心に余裕が持てるようになり、今までイライラしていたことも心穏やかに見守れるようになった
- 家族の会話が増えた
- 子ども達の成長を見逃さなくなった
- 家庭で仕事のことを考えなくなった
- 自分の時間ができた
- 子ども達のやりたいことに耳を傾けられるようになった
子ども達はどんなふうに変わった?
- 園での出来事を話してくれるようになった
- 長女の円形脱毛症が治った
- 姉妹喧嘩が減った
- 幼稚園の時間でお迎えに行けるようになった
- ゆったりと子どもと遊べるようになった
- お手伝いをよくやってくれるようになった
- 朝の身支度も自分で行えるようになった
- ドリル遊びの時間がとれるようになり、習慣づいてきた
これからの働き方
専業主婦になったのはいいものの、夫の給料だけでは、生活が苦しい状況です。就職活動をして、2025年4月からは、無理のない程度にパート勤務で保育士として、働くことに決めました。今回は、少人数の認定子ども園を選択しました。また、隙間時間を利用して、ブログで保育や子育てについて発信していきたいと思います。目指せ、月1万円!!笑
まとめ
独身時代は、なんとかやってこれた保育士ですが、出産を機に仕事と保育士の両立の難しいさを感じるようになりました。実際に、仕事を辞めてみて感じることは、子供との時間の大切さです。専業主婦になって1年間での成長、変化が間近で見られたので、退職して本当に良かったと思いました。もし、仕事と子育ての両立に悩んでいる方がいたら、働く時間を変えたり、転職したり、退職して一度考える時間を作ったりすることをオススメします。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
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